今だけ味わえる贅沢!桜風呂のスゴイ効果!

a1380_001651先月29日には既に東京の桜は満開に。
日本人が大好きな桜ですが、実は意外な効能があるのをご存知でしょうか。

この季節になると桜餅をはじめ、最近では春になると桜を使ったスイーツも多く出回っていますよね。
桜と聞くと、あの桜のスイーツから漂う独特のふんわりとした香りを思い出す方も多いようですが、そんな香りの主成分は「クマリン」。
抗菌作用・解熱作用といった作用があり、血栓防止薬の成分としても使用されています。

また、クマリンには心を明るくさせる抑うつ作用もあり、女性に嬉しいホルモン調整作用や抗酸化作用もあるのです。
季節の変わり目は体調を崩しやすく、何となくメランコリックな気分に陥りがち。
これから桜前線は北上し満開の桜は散ってしまいますが、そんな今だからこそできる見た目も気分も上がる「桜風呂」で、桜のパワーをチャージしてみませんか。a0070_000176

落ちた綺麗な花びらを集めて浴槽に浮かべるだけでも桜風呂は楽しむことができますが、残念ながら桜そのものからクマリンの香りを感じ取ることはできません。
クマリンは桜の葉・花・幹に含まれる成分ですが、塩漬けなどにして糖質を分解することで、ようやくあの香りを楽しむことができるのです。

そのため、見た目と香りの両方を楽しむのであれば、落ちた花びらに加え、桜の塩漬けを用意しましょう。
桜の塩漬けを作る際は、花のつく茎の根元から房状のまま摘み取る必要があるため、自宅に桜の木があるお宅でなければ、なかなか作ることは難しいもの。
スーパーなどで数百円程度で購入することができるため、購入することをおすすめします。
また、より香りを楽しみたいのであれば、桜の葉の塩漬けもご一緒に。
より濃厚な香りを楽しむことができます。a1180_016127

ただし、クマリンには肝毒性があるため、日常継続的に桜の塩漬けを大量摂取することは望ましくないとされています。
もちろん、たまに桜の香りを楽しむ分には何の問題もなく、様々な効能もあるためむしろ体に嬉しい成分も。
明日にでもお花見がてら、全ての桜が散ってしまう前に花びらを集めて、「桜風呂」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
いつもより贅沢なバスタイムを楽しむことができるはずです。