身体もおうちもピカピカ!南国発クローブ水!

Cloves by Elenadan

Cloves
by Elenadan

チャイの香り付けやお肉の臭み消しに使われるなど、エスニック料理には欠かせないスパイスの一つである「クローブ」。
原産地はインドネシアで主に亜熱帯気候の南国で育ち、開花前のがくとつぼみの部分を乾燥させたものがドライハーブとして出回っています。

今やスーパーで手軽に手に入れることのできるクローブですが、実は生薬としても用いられるほどの殺菌・防腐効果があるのをご存知でしょうか。
クローブと聞くと料理を思い浮かべる方も多いでしょうが、実は日本では古くから「丁子」や「丁香」という名前で主に虫除けとして使用されており、今でも歯磨き粉のなかや胃腸薬の成分として用いられているのです。

そんな殺菌効果の高いクローブを使用した「クローブ水」は、地球にも身体にも優しいお役立ちアイテム!
これから流行するノロウィルスの予防や、季節の変わり目のブツブツお肌にも使える万能ウォータークローブ水。
今回はその作り方から活用法までをご紹介します。

クローブ水とは、食用のクローブを煎じただけの非常に簡単なもので、水500~1000ミリリットル程度をお鍋に入れ、その中にスーパーなどで売られているクローブ1瓶(1袋)を入れて煮出すだけ。
茶色くスパイシーな香りが水に抽出されればOKです。

このクローブ水、作り方は非常に簡単ではありますが、使い方は無限のまさに万能水。
そもそも熱帯エリアでクローブが多用される理由の一つが、暑さからくる食中毒防止のため。
ですから、スプレーボトルに入れてキッチンで使用すると、食品にかかっても安全な除菌スプレーに。
床などの拭き掃除の際に使用すれば虫も菌も寄せ付けず、これからの季節に多いウィルス性の感染症予防にもなるのです。IMG_3958

そしてクローブの殺菌作用はハウスキーピングだけでなく、ハーブなので身体にも使用可能。
わんちゃんの散歩の後にクローブ水で足を拭くと、水洗いよりも清潔に保つことができる他、歯みがき後のマウスウォッシュとして使用すると、細菌の繁殖を防ぐことから口臭予防や歯周病の予防にもなります。

また、クローブ水を作る際のお水をハワイウォーターのようなピュアウォーターにすると、手作り化粧品のベースにも。
季節の変わり目の不安定なブツブツ肌に、クローブ水にグリセリンを加えた化粧水を使うと早めに炎症が治まるなど、自然の恵を使用したクローブ水は、エコなだけでなくお財布にも優しい万能ウォーター。
食欲の秋でちょっと食べ過ぎて胃もたれがするときなどは、薄めのクローブ水で紅茶を煎れると消化機能を促進にも。
南国のエッセンスを、毎日に取り入れてみてはいかがでしょうか。

※化粧品やマウスウォッシュとして使用する場合は冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。