降雪量が多くても安心 最新スノーブーツ事情

snowman
昨日2月4日は立春でしたが、全国各地で荒れ模様となるなど、非常に寒い一日となりました。
それもそのはず。立春は春が始まる第一日目を意味する日ではありますが、実は一年で一番寒い日なのです。

ここから徐々に寒さは和らいでいきますが、それでも降雪量が一番多い月である2月。
普段雪とともに暮らしている方たちにとってスノーブーツは当たり前のアイテムですし、一般的に売られているパンプスの底も、きちんと防滑素材が使用された物がほとんどです。

しかし、年に数回雪が降るか降らないかという都市部では、雪対策をしていない方の方が多いでしょう。
それでも近年、冬の定番アイテムとなりつつある「スノーブーツ」。
昨年東京で降った大雪に「参った!」と感じた方も多く、昨年度からじわじわと都市部でも売り上げを上げているのです。

そんなスノーブーツですが、レインブーツとの違いは何かといえば、「防滑性」・「防寒性」の二点。
そのため、レインブーツをスノーブーツと兼用することは避けたいのですが、スコットランドの老舗ブーツメーカー「HUNTER」のレインブーツは、本場では雪の日のタウンシューズとして一般的に愛用されているとのこと。
積雪3~4cm程度であれば、問題なくレインブーツと兼用できるということでしょう。BOOTS

しかし、レインブーツはあくまでもレインブーツ。
積雪が5cmを超えるような地域では、防寒性の点でおすすめできません。
例えばゴムタイプのレインブーツの場合、ゴムが冷えると足の末端からどんどん冷やされてしまいます。
出掛けている間中足は冷えにさらされ、暖かい家で足を温める。
この繰り返しはしもやけの原因にもなってしまうため、やはり防寒性は重要でしょう。
そのためやはり雪対策として購入しておくのであれば、タウン使用であってもスノーブーツということになる訳です。

デザインと機能性を兼ね備えた人気商品といえば、「SOREL」や「FIELDTEX」。
SORELは価格が2万円前後と高めではありますが、華氏マイナス100度まで耐えうるとあって、本格的な商品です。
重量感があるため女性には不向きかと思いきや、スノーブーツ売れ筋ランキングで上位を占めるなど、人気ブランドと言えるでしょう。

ASHIATO次いでFIELDTEXですが、こちらはスパイク付きの頼れるソールが自慢の一品。
価格も5000円~1万円とお手頃であり、デザインも様々な物が販売されています。

このように様々なメーカーからスノーブーツが販売されていますが、購入の際に気を付ける点は、ソールとブーツの素材です。
ソールは防滑性が高い物がおすすめですが、「アイスセンサー」と呼ばれる最新素材も登場。
こちらは温度によって素材の硬さが変わるため、屋外でも室内でも滑り難いという特徴があるため、安心感は倍増です。

そして靴本体の素材でいえば、ムートン素材が暖かさと軽さの点では一番人気。
しかしこちらは防水性の点では少々劣りますので、雪用というよりも防寒用として考えた方が良いかもしれません。
やはり、外側がしっかりとゴムなどでコーティングされた物が雪向きでしょう。

その他、タイヤチェーンのように普段の靴に取り付けることのできる簡易スパイクも人気。
1000円前後で購入可能なため、お気に入りのレインブーツに取り付けると、スノーブーツとして雪の日も大活躍しそうですね。

まだまだ今月・来月と雪が降る可能性もあるとのこと。
今からでも遅くありませんので、スノーブーツを一足購入してみてはいかがでしょうか。