花粉症の症状緩和にカテキンのチカラ!べにふうき茶!

5万人に1人は花粉症に悩まされている●茶畑とも言われている現代。
できるだけ、薬には頼らずに症状を緩和することができたら…と切望している人は多いのではないでしょうか?

花粉症になると一番つらいのは、やはり鼻水が止まらなくなること。目のかゆみのつらさもありますが、鼻水が止まらないと仕事も家事もスムーズに進めることができなくなり、余計にイライラも募ります。
どうしても我慢できなくなると薬に頼ることになります。
しかし、薬を服用すると今度は喉の渇きに悩まされ・・・薬を飲んで鼻水が止まっても、スッキリ解消!とはいかないのが難点。

前回、花粉症のメカニズムとして、ヒスタミンという化学伝達物質の活性を抑制することで花粉の症状を抑制することに繋がるとご紹介しました。
その抑制効果のあるサプリメントなども発売されていますが、10年ほど前からお茶に含まれるカテキンに花粉症の症状緩和に効果があると注目され花粉症の時期には、お茶屋さんで花粉症対策コーナーが設けているお店も増えてきました。

茶カテキンという言葉はよく耳にする言葉。トクホの茶カテキンで有名なCM「kaoのヘルシア」をきっかけに知ったという人も多いのではないでしょうか。

お茶に含まれるカテキン1茶葉1は成人病予防にも効果が期待されている成分なのです。
血糖や血圧の上昇を抑制、コレステロールの調整までしてくれます。
世の女性にとって嬉しいのは体脂肪を溜め込まないように抑制する効果や、老化予防。
更には虫歯予防や消臭効果も・・・

カテキンの効果は多岐に渡りますが、抗アレルギー効果が期待できます。
茶カテキンの成分の中の「エピガロカテキンガレート」(EGCg)という成分があり、
この成分が「メチルエーテル化」されると「メチル化カテキン」と呼ばれ、この「メチル化カテキン」がヒスタミンの活性化を抑制する効果のある成分なのです。

そして「メチル化カテキン」が含まれる2カゴの茶葉お茶として注目されているのが「べにふうき」。「メチル化カテキン」は紅茶にする発酵過程で消失してしまうので、緑茶が最適なのだそうです。
どのような物も同じで全ての人に効く万能薬というわけではありませんが、効果を感じられる人は、飲んでから1時間以内には効果を実感するそうです。
その効果の持続時間も長く、薬はほとんど飲まずに済むようになるケースも。
興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか?

「べにふうき」は飲み方によっても「メチル化カテキン」の成分を抽出できる量が変わってくるので、次のポイントを抑えて効果的に飲みたいものです。

1つめは熱湯でお茶を入れることです。
できれば5分煮だすのが一番いい3お茶そうです。熱いお湯の方がしっかりとエキスを抽出できます。純水のハワイウォーターでお茶を入れると、お茶そのものの味わいを楽しむことができます。

2つめは温かい内に飲むこと。
抽出された「メチル化カテキン」は温かい内の方が体に吸収されやすいそうです。作り置きして飲まずにその都度入れて飲みましょう。

花粉症にだけでなく、様々な効用のあるカテキンのチカラ。上手に取り入れて健康維持に役立てたいものです。